ICテレホンカードの透視実験

最近は、仕事が忙しくて、面白いことが全然ない。 仕事中、頭痛が酷くなってきたので気晴らしに薬局に 行った帰り、ふと目に入ったのが、ICテレホンカードの 電話ボックスである。

結構前からあるのは知っていたが 最近数が増えてきたなという気がする。携帯電話の普及で 公衆電話も大変だろうなぁ、と人ごとのように(人ごとです) みると、電話機の下にある箱が、ICテレホンカードの自動 販売機になっている。1枚1000円だし....ということで なんとなく買ってみた。

見た目は普通のテレホンカードよりちょっと厚めである。 二枚分は無いにしろそこそこの厚みがある。 実は、ICテレホンカードというので、もっと厚めで しっかりしたカード(PCMCIAのカードのようなもの)を 期待していたのだが....(コストから言ってそんなことはない)

そこで、このICテレホンカードの透視を試みることにした。 あくまで透視である。 ICテレホンカードには一ヶ所切り取ることができるように なっている。一番始めのカードを使用する前に、この部分を 切り取らないと使用できないようになっている。

右下の黒い部分が切り取った部分だ。実は光に透かしてみると かなり見えるのである。多重になった輪とチップらしきものが 透けてみえるのである。それをあえて透視しようというのだ。

これが裏側である。有効期限が設定されている。おそらく 電話機の日付と比較するのであろう。

これが内部である。単に二枚に開いただけである。 大きなコイルとチップが一つ。ある程度大きな部分はカードを作る際の データ書き込み用のコンタクトであろうか。なにかが接触した 痕が確認できるであろう。

なお、色が変なのはスキャナのせいである。いまいち不調で カラーマッチングができないのである

電源は確認できない。この辺にはあまり詳しくないのだが 電磁結合によるものであろうか。同様の仕組みが最近のHONDAの 単車のキーに使用されている。

じつはたったこれだけである。実に面白くないのである。 せっかくの仕事の合間の楽しみを見つけたというのに、 がっかりであった。


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